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コォヒィの文学小話

都内大学に通う国文学生が、自身の読書の記録を中心に、「本」に関する話題を書いています。

中島敦と食①と、おすすめの文学漫画

二〇一三年から連載が始まった朝霧カフカ、春河35による「文豪ストレイドッグス」が火付け役となり、現在は”文豪ブーム”のようなものが来ていると感じられます。最近話題のもので言えば、DMMのオンラインゲーム「文豪とアルケミスト」でしょうか。 「文豪…

村上春樹の作品と食

明日二月二十四日は、村上春樹の新作長編「騎士団長殺し」の発売日です。 www.shinchosha.co.jp 既に重版がかかっているそうです。相変わらず絶大な人気があります。 (※しかし、書店に行ったら普通に陳列されていましたけど……(笑)) 騎士団長殺し :第1部 …

一冊目:開高健『パニック・裸の王様』(新潮文庫)

読書記録の記念すべき一冊目として紹介しますのは、開高健『パニック・裸の王様』(新潮文庫)です。私が現在所有しているのは平成十七年六月五日版第七十三刷でありますから、文句なしに文学史に残る名作と呼んで良いと思います。 しかし、少なくとも私の周…

文学の中のヒロインたちへ(上田秋成『雨月物語』と江戸川乱歩「黒蜥蜴」)

今週のお題「恋バナ」 恋愛の記憶と言って、人に話せるほどの大それたものは私にはありませんので(笑)、やや趣は違うかもしれませんが、「文学の中のヒロイン」たちへの恋心…のようなものを、書かせて頂こうかと思います。 ①『雨月物語』「浅茅が宿」の死…

文学に扱われた「朝ごはん」

今週のお題「朝ごはん」 青空文庫を見てみますと、一見して「朝ごはん」に関係することが伺える二作品があります。一つは島崎藤村「朝飯」、二つは林芙美子「朝御飯」です。 島崎藤村は「夜明け前」や「破戒」で有名かと思いますが、現代では読まれることも…

江戸川乱歩について

好きな作家は数多くおりますが、その中でも特にと言われた際、迷わず選ぶ作家の一人が、江戸川乱歩であります。私にとって初めて全集を買った作家であり、全集を読破した作家です。今回はそんな江戸川乱歩について語りたいと思います。 江戸川乱歩、これが筆…

ブログ開設につき自己紹介を

本日(一月十八日)よりブログを開設しましたので、自己紹介をさせて頂きます。 当方東京都の大学に通う文学部国文学専攻の学生であります。入学理由は単純に「本が好きだから」でありました。 入学後は、それまで趣味として楽しむものであった「本」が、学…