コォヒィの文学小話

都内大学に通う国文学生が、自身の読書の記録を中心に、「本」に関する話題を書いています。

探偵の日に、探偵(作家)のおやつを

今週のお題「おやつ」

 

5月21日は探偵の日です。これは社団法人探偵協会により、探偵と言う職業をPRするために制定されました。制定の由来は、5月21日が、

 「日本国内で100%民間資本の日本人が、広く一般大衆に対し探偵調査を請け負う広告を実施した日」

明治24年(1891年)5月21日に当時の朝日新聞に帝國探明會という民間企業が詐欺師や盗人の所在を調べる。他人の行動調査を実施する。以上。との広告を広く市民に向けて出稿していた事実が判明した事によるものです。 

 であるからだそうです。しかし異説もあるようで、現在「情報収集検証中」とのこと。何とも探偵らしい回答です(笑)

 

ところで、探偵や刑事が容疑者を追跡する際の食事として有名なものにあんぱんと牛乳があります。「張り込みとあんぱん、牛乳」は、「取り調べとカツ丼」に並ぶくらいミステリグルメ(私の造語であります)の鉄板。しかし、これは何時から定着したイメージなんでしょうか?

「取り調べとカツ丼」の方は調べれば幾つか出て来るんですが、「あんぱんと牛乳」の方は栄養、手軽さなどが出て来るばかり。真相は謎に包まれています。社団法人探偵協会の方々には、是非この「謎」を突き止めて頂きたいと思われます(笑)

 

しかし、刑事や探偵は一般的に正義の味方(例外は多いですが、あくまで犯罪を暴き、犯人を突き止めるという意味)です。日本人が正義の味方とあんぱんの組み合わせで連想するのは、やはりアンパンマンでしょうか。

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バンダイホームページより)

ちなみに、アンパンマンの中のあんこは粒あんだそうですよ。

 

あんぱんの中のあんこは和菓子に重宝されます。つまり日本のおやつに欠かせない食材。お汁粉、羊羹、饅頭などなど多種多様であります。

饅頭と言えば、森鷗外の饅頭茶漬けを想像します。以前食べてみましたが、意外と食べられる味でびっくりでした。

hontocoffee117.hatenablog.com

 

さて、鷗外の他に饅頭好きとして有名な作家に、日本が誇る探偵小説家江戸川乱歩がいます。ようやく「探偵(作家)のおやつ」という題名にたどり着きました(笑)

 

乱歩が愛した饅頭は、池袋にある三原堂の薯蕷饅頭であったそうです。生地に山芋を練り込んで蒸し上げた饅頭で、ふわふわした優しい食感で美味しいですよ。

 東京 池袋 三原堂【季節の和菓子・塩せんべい・甘味処のご紹介】

 

ちなみに、三原堂では乱歩にちなんで作られた乱歩の蔵というブッセも販売しています。味はチーズバターと杏ジャムで、美味しそうではあるのですが、乱歩との関連性はちょっと分からないです(笑)

 

手軽さで言えば、饅頭の方が小さいですから張り込みに向いているのでしょうか。しかし饅頭には、牛乳よりお茶の方が良いですかね。

 

張り込みはしませんが、折角なので今日の朝食は、あんぱんと牛乳にしてみました(笑)

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