コォヒィの文学小話

都内大学に通う国文学生が、自身の読書の記録を中心に、「本」に関する話題を書いています。

串揚げとビールで一杯なんて……(本谷有希子「異類婚姻譚」)

私は単純に味が好きではないので、今までは基本的にビールは飲みませんでした。

 

しかし、最近では変わり種ビールや世界のビールがスーパーで簡単に手に入るようになったので、物は試しと色々飲んでみています。

すると、中には美味しいものもあったりして、案外ビールも捨てたものではない……という気持ちに。

 

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 例えばこれはメロン風味のビールです。

 

とは言え私の好みに合うビールは値段が高いものばかりで気軽に買えるものでもないので、やはりまだしばらくは、大好きな梅酒とハイボールに落ち着きそうです(笑)

 

ビールやハイボールのおつまみの定番といえば、枝豆、唐揚げ、焼き鳥、刺身など。

私だったら餃子が第一番に来ますが(週に三回は餃子を食べてま)、串揚げもまた外せないかと思います。

 

もともと串揚げは関西の食べ物のイメージですが、最近では串揚げチェーンが増加し、東京など他の地域でも手軽に食べれるようになりました。

 

例えば私が行ったことあるのは「串家物語」という所です(串揚げの店なのに、何故か今抹茶フェアをやっているようです)

kushi-ya.com

 

串揚げはまだ食べたことがないという方でも、串カツなら食べた事があるのではないかなと思います。

揚げたての串カツとビール(ハイボール)の組み合わせ、これはもはや最強でしょう。

昔は串カツの中に入っている玉葱が嫌で嫌で(笑)、中の豚肉だけ食べようと試行錯誤した思い出もあります。

 

芥川賞を受賞した本谷有希子の「異類婚姻譚」の〈夫〉はある日突然料理に目ざめますが、その料理というのが串揚げです。

 

 「揚げたてがいちばん美味しいから」

そう言われ、大皿に積み上げられた揚げものに、おそるおそる箸を伸ばす。少し不格好だが、衣はしっかりキツネ色だ。部屋中に充満していた匂いと音に食欲を刺激されていた私は、きれいに揚がったその衣に塩をつけ、口の中に放り込んだ。

美味い。中まで火が通っていなかったらとおっかなびっくりだったが具材の食感も絶妙で、噛むとサクサクと小気味よい音がする。

 

ここで主人公の〈私〉が飲んでいるのはハイボールとビールです(ただ、主人公はビール派らしい)。ですのでこの場面、呑兵衛にはたまらないものがあります(笑)

 

作中、夫は初めて串揚げを作った夜を〈あげものナイト〉と呼んでいました。

本日は蒸し暑く、身体もダレ気味ですが、〈あげものナイト〉を開催し、英気を養おうかと思います(笑)。

 

「揚げる」本 ([バラエティ])

「揚げる」本 ([バラエティ])

 

 〈あげものナイト〉のおトモに、この本なんていかがでしょう?