コォヒィの文学小話

都内大学に通う国文学生が、自身の読書の記録を中心に、「本」に関する話題を書いています。

夏目漱石と野球の苦い関係

今週のお題高校野球

 

今年も例年通り高校野球が開幕しました。

気になる試合としましては、私は東京生まれ東京育ちなので、やはり東京の高校は気になります。今年の東京代表は二松学舎大学付属高校です。昨日行われた秋田代表の明桜高校との試合は14対2と快勝しました。

 

www.hb-nippon.com

 

次の試合は8月17日、相手は香川代表三本松高校です。

私はうどんが大好きなので香川代表も応援したい気持ちはありますが……こればっかりは仕方がない。東京の方を応援させて頂きます(笑)。

 

とりあえず、香川に負けるな!という気持ちを込めて、今日の昼食は讃岐うどんを食べようかと思います(そういえば、東京の讃岐うどん店はどちらを応援するのでしょうか)

 

さて、二松學舍大学といえば夏目漱石に縁のある大学として有名です。

www.nishogakusha-u.ac.jp

 

当時の二松学舎大学は漢学塾だったそうです。

漱石は留学経験が有名で、西洋との関連は広く知られているかと思いますが、実は漢学をはじめ、東洋の学問にも精通していました。

 

例えば、これは思想というより文体ですが、「虞美人草」は漢語をふんだんに使用した美文体で書かれています(私はあまり好きな文章ではありませんが)

 

そんな漱石ですが、実は野球には苦い思いをさせられていたようです。

なんでも人数合わせで呼ばれた野球の試合の際に、急所にボールが……(笑)

 

serai.jp

 

そのことが書いてある上述の記事では、漱石の野球観戦の話も書かれています。

この随筆(「断片」の一節)は岩波版「漱石全集」で読むことができますが(ちくま文庫版には入っていないはずです)、全集を一巻だけ買うというのも何だか奇妙な感じですよね(笑)

 

他には「日本の名随筆 野球」にも収録されています。こちらは漱石以外にも、坂口安吾井伏鱒二小林秀雄宮沢賢治などの野球に関する文章を読むことができます。

 

高校野球のおともに、いかがでしょうか?

 

日本の名随筆 (別巻73) 野球

日本の名随筆 (別巻73) 野球