コォヒィの文学小話

都内大学に通う国文学生が、自身の読書の記録を中心に、「本」に関する話題を書いています。

ギョーザのような月

椎名誠に「ギョーザのような月が出た」という随筆があります。記事の名前はその引用です。

 

一般的な餃子の形はおそらく半円をちょっとつぶしたくらいで、言うなれば、太った三日月という感じでしょうか(笑)

 しかし、近年は餃子が多様化しており、味はもちろんですが、形も様々です。

 

例えば、神保町でいちばん人気の餃子屋である「スヰートポーヅ」の餃子は棒状で、皮を完全に閉じていませんし、

getnews.jp

 

千葉県に本店を構える「ホワイト餃子」はまん丸で、一見すると揚げまんじゅうのようです。

www.tokyogyoza.net

 

ホワイト餃子」なら「ギョーザのような月」にあてはまりそうですが(どちらかと言えば「ギョーザのような太陽」でしょうか?)、「スヰートポーヅ」の方はちょっと無理そうですね(笑)

 

上記二つの餃子も、普通の餃子とは一風変わった餃子であると言えますが、世の中にはもっともっと変わった餃子が存在します。

そのような異色の餃子の製作者の第一人者といえば、やはりパラダイス山本になるのでしょうか?

 

餃子の創り方

餃子の創り方

 

 

もはや皮に包まれていれば餃子、といった感じですが(笑)

 

椎名が言う「ギョーザのような月」は空に浮かんでいる月のことですが、ギョーザを食べる時期というものがあります。「ギョーザを食べる月」という訳です(笑)

 

その時期とは中国の旧正月春節)です。ご存知の通り、餃子は中国から伝わった食べ物(中国では主流は水餃子)です。中国では餃子は縁起ものとされているそうで、その理由は中国で清の時代までに使われていた貨幣と餃子の形が似ていることから、新年に食べると金運が上がる言われているからだそう(旧正月は餃子の日|隆祥房 参照)。

 

つまり、本場では「ギョーザは金のよう」という訳です。

 

「ギョーザのような月」、「ギョーザを食べる月」、「ギョーザは金のよう」と、今回は餃子で遊んでみましたが、そのせいか、今無性に餃子が食べたいです(笑)

私はもっぱら焼餃子が好きで、「孤独のグルメ」のゴローさんを真似している訳でもありませんが、酢と胡椒で食べます(笑)。ラー油も時々使いますが、べとべとするので餃子にはあまり使いたくないんです。

 

本当はハイボールと餃子が最高なのですが(笑)、まだ昼ですから我慢して、白米で我慢してこようと思います。